報告 韓国の方々(イリ女子高等学校)と同宿し,3日間互いに意見交換や二国間交流ができ
たことは,もちろん初めてでしたし,韓国の教育事情,学生気質,環境意識(NGO,NPOを含
め),文化・伝統などの実態を学ぶことができ,とても勉強になりました。また,自転車を利
用した「萬頃江(マンギョン川)」のフィールド調査や,マスコミからのインタビュー,「宣言文」
作成を通じて交流を深める時間を充分確保してくださり,とても充実したプログラムでした。
互いに初対面でしたが,すぐに打ち解け友好的な交流ができた事は,韓国の先生や世話役の
人たちにも大変喜んでもらえました。韓国は儒教のお国柄か,全行程,何かと細かい配慮と,
実に爽やか気配りをしてくださいました。紙面をお借りして,あらためて御礼申し上げます。
最後に,日本・韓国の橋渡し役の重鎮,三重大学の朴恵淑先生は,「このような地に足の着
いた交流が継続的にできればよいのだが」とおっしゃっておられた事を記し,報告と致します。
URL http://www.osaka-c.ed.jp/kozu/06club/37bio/Bio_club.htm
mail seiken@kozu.osaka-c.ed.jp(迷惑メール対策で@は大文字です)
日韓青少年環境宣言文
すべての生き物は自然の中から命を得て、そして自然はすべての生き物に美しさと生命
の源をあたえています。しかし、今日、自然は傷んでいます。人間の無計画な開発と生命
の尊厳を守らないことによる異常気象や生態破壊、生物種の減少など深刻な状況におかれ
ています。
私たちは自然の重要性を意識し自然に対する価値を新たにし、自然から与えられた生命
を重視し、人間と自然との共存のため、努力しなければなりません。自然を保全するため
に具体的な実践計画をつくり、自然の生命力が復元できるよう、協力しなければなりませ
ん。自然は人間と共に生きて、成長し、変化する生命の空間であることを再確認し、山、
川、大地、海のすべてが共存できるように努力しなければなりません。
日韓の私たちは自然と生き物との良好な環境をつくるため、次のように宣言します。
1,自然と共に生きる人間の間の理解の差を解消するためパートナーシップを通じて知恵
を絞り、自然を生成します。
2,無計画な開発により破壊されていく自然を保全し、人間と自然の調和を保つ計画を提
案し、実現できるよう努力します。
3,自然を自然らしくするための最大限の努力をし、このような取り組みは未来世代に対
する我々の責務であることを認識します。
4,日韓両国の青少年たちは相互が協力し連携をはかります。
人間と自然は一体である、自然の死は人間の滅亡であることを再認識する必要があり
ます。自然を守るため、私たち日韓の青少年は互いの意思と知恵をしぼり、今を生き
る私たちだけでなく、未来世代においても自然と共存し、幸せな生活が出来、クリー
ンライフ(青い生命)が溢れ出す時まで一緒に努力するように宣言します。
2006年 9月 8日
日韓青少年環境交流会参加者一同