韓国リトルラムサール会議参加報告
大阪府立 高津高等学校
生物研究部 菅 新
はじめに 8月に行われた韓国「江の日」大会に続いて,2008年10月16日(水)〜19日(日)の3泊4日,韓国のジョンジュで開催された「リトルラムサール会議」に招待されました。日本勢は大阪教育大学教授の小林正雄先生を団長として,15日〜19日の4泊5日の日程で韓国へ向かいました。
全体集合写真
私は英語があまり得意ではなく,8カ国もの国から小学生から大学生まで様々な人がやってくると聞いて,大変不安な気持ちになりました。また,僕以外の日本勢は全員,先日の「江の日」大会で顔見知りだったため,たった5日の短い時間で他国の皆さんはもちろん,日本の仲間と上手く交流できるかという心配で頭がいっぱいでした。しかし,いざ実際にプログラムがスタートしてみると誰もが交流に対して積極的で,参加者との会話になんとか応答することで頭がいっぱいになりました。しかも,私がうまく聴き取れないからと言って対話を諦めたりすることなくゆっくり言い直したりしてくださり,とても楽しく交流を行うことができました。
日程初日の16日は各国代表によるそれぞれの研究活動発表で,私の人生で最も英語だらけの日となりました。8カ国――― 韓国,中国,マレーシア,モンゴル,ミャンマー,フィリピン,スリランカ,そして日本。どの国もそれぞれの仲間と共に,環境に対して積極的に学び,そして守り続けていこうとしていることがはっきりと伝わってきました。残念ながら英語を完全に理解することはできませんでしたが,そう変わらない年の学生達が全く知らない世界の活動を話しているのを聞いて,負けていられないぞ,と思いました。また,傍にいらっしゃった地元の大学生の方に話しかけられ,発表会を行っていた施設やその周囲の案内をして頂きました。
2日目の午前中は昨晩泊まっていたBS(ボーイスカウト)の訓練所近辺のSonggwang Templeの見学に向かいました。韓国の寺は色彩が豊かで,日本のそれよりも開放的な雰囲気であるように感じました。また,午後からはMankyeong Riverにてボートに乗せて頂いたり,協力しあって川の生き物たちを捕まえたりしました。川の生き物たちはその場で先生方に講釈をして頂きました。どの国の生徒も真剣に聞いていて,お互いの環境に対する熱意を感じました。その後,全州生態博物館へ移動し,地元の小学生の皆さんの活動発表を聞きました。日本のそれよりも積極的で楽しそうに感じました。……長時間の傍聴ですっかり疲れてしまいましたが。宿舎に帰って夜,キャンプファイヤーを行いました。日本勢男子三名は昨晩夜遅くまで練習したソーラン節を披露し,フィリピンの方々から貰った楽器をみんなで演奏しました。難しい会話はできなくても楽器やゲームを通していろいろなことを感じあえたと思います。
3日目の午前はセマングム干潟へ行きました。セマングム干潟は1991年から東津江の河口一帯で行われた大規模な干拓事業によってできた干潟で,現在もそれによってその広大な自然が変化を余儀なくされている場所のひとつです。今は干潟となっていますが,数年の間に完全な陸地にしてしまうそうであちこちに作業用のものと見られるトラックなどが置かれていました。大地には蟹の巣穴が至る所に見られ,水鳥が群れをなして餌をとっていました。午後からは全州の韓屋村の観光を行いました。今までバス中心での移動だったので町並みは見慣れていましたが,賑やかな町を歩いてじっくり買い物をすることは無かったのでとても楽しめました。中でも驚いたのは,韓国の店では商品を買ってもレジ袋をもらえないことでした。日本の百円均一にあたる1,100ウォン均一ショップで将棋に似たボードゲームを見かけお金を払ったのはいいのですが,何にも包まれずにドンと置かれ,「え?」と思ってしまいました。店を出て日本では未だこんな段階にまで進んでいないことを思い,どうすれば日本もこの段階に進められるだろうか,と考え込んでしまいました。また,豊南洞という昔の皇帝の別荘の跡を見に行ったのですが,改めて韓国のお寺の鮮やかさを感じるとともに,その広々として開放的な雰囲気に驚かされました。日本の寺社は厳粛でどこかよそ者を拒むような印象がありますが,ここは誰もがここで一休みして行きたくなるような暖かな空間が作られていました。
4日目,最終日です。この頃になると日本勢は睡眠不足でふらふらしていました。2日目の全州生態博物館へもう一度行きました。そこで最後のプログラム,閉会式を行いました。4日間の活動中の写真をスライドで流しているのを眺めると,過ぎ去ってみればたった4日間のこととは考えられず,思わず黙って見入ってしまいました。そして,初日の発表会などの表彰を行い,最後のリトルラムサール環境宣言を行いました。内容は以下に載せておきます。
4日間と一日の間,たくさんの国々の参加者と話して,かたことの英語と身振り手振りでも伝えたいことがあれば十分通じ合えることを実感しました。今回はお互いの研究に関する意見交換までには発展できませんでしたが,自分にとっての世界との距離がずいぶん縮まったように感じています。このような機会を与えてくださった小林教授をはじめとして,高津高校生物科教員の皆様や,突然のお願いにも快く協力してくださった英語科教員の先生方,そして生物研究部のみんなに感謝したいと思います。また,自分は疲労困憊ですのでしばらくは勘弁ですが,熱意あふれる後輩にまたこの様なチャンスを与えられるように精一杯努力していきたいと思います。
The Declaration for the Conservation of Wet Lands
in the Future
We love the shinning sun, clear blue sky, clean air and harmony of a various and beautiful life around the world. A peaceful coexistence is basic principle of the nature. Also it is including everything in the wet lands as natural space.
Also all of participants in Jeonju Eco Camp, 2008 have deep interest in environmental change by human activity and development policy. We are concern about the amount of destruction of natural resources by human desire.
Although nation and language is different by people in this Eco Camp, we discuss to conservation of the Asia area. Besides we are visit to many places in Jeonbuk province, Korea. Add to ecological Jeonju stream by authority and NGOs cooperate in Jeonju. Then we know that the result is more benefit to when we get more interesting and acting.
This Eco Camp for the Youth in Jeonju including China, Japan, Malaysia, Mongol, Myanmar, Philippines, Sri Lanka and Korea. They are all emphasize to the importance and its value of stream, river basin, reservoire in every country. There is need to conservation and protection policy to rapid changes of environments. Also it needs to active campaign to them. Because you are will be leaders in your country in the future and therefore need to taking the ownership.
We are know that above contents is very important, so that should be act in their lifestyle and resource management as follows,
Action for the Wet Resources in the future
Have to initiate individual and local action
Have a interest to state and to make a scientific research
Have to monitor on a various species in the wet lands
Have a interest to reduced life species in the wet lands
Have to save a water and know to wise using
Have to group action for the healthy wet lands
Have to network for the conservation of Asia wet lands
Have to keep close friendship and familiar with participants
Asian Future is World’s Future!!
2008. 10. 19.
All of participants in the 1st Jeonju Asian Eco Camp for the Youth, 2008